
2024-04-02
スタートアップ
株主総会
資本政策
ライブラリ
証券データ
smartroundで楽になった投資家とのコミュニケーション
株式会社justInCaseTechnologies 竜石堂 潤一さん
今回は「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」をビジョンに掲げる株式会社justInCaseTechnologies 竜石堂 潤一さんにsmartroundを利用したきっかけや、導入前後の変化を伺いました。
※記載の状況は取材当時(2024年2月15日)のものです。
株式会社justInCaseTechnologiesについて
「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」をビジョンに掲げる。わりかんがん保険、スマホ保険、ケガ保険等の保険商品を提供するなど、少額短期保険業者として、インシュアテック事業を展開。加えて、2019年に設立した別法人では、justInCaseの事業および他の保険・事業会社に向けて保険・金融に関連するテックサービスを開発・提供。公式ページ:https://justincase-tech.com/
竜石堂 潤一さんプロフィール
Administration managerとして管理部門を統括。大学卒業後、公認会計士として監査法人でキャリアを積んだ後、IPO支援の知見を活かして管理部門の立場からIT系ベンチャー企業3社にてIPO準備に携わる。うち株式会社オルトプラスでは、東証マザーズへの上場と、東証一部への指定替えを経験。2020年12月より現職。サマリー
・株主総会で事務工数を1/5以下に。株主と株式の種類が増えて煩雑になっても、ツールによる自動化でミスなく効率的な運用が可能に。
・株主とのコミュニケーションはsmartroundに集約。月次の報告や必要書類の共有を一元化し、個別対応の負担を軽減。
・ライブラリ、証券データ機能に情報を集約することで属人性を排し、管理部門内の情報管理・共有体制も強化。
保険というレガシー業界にテクノロジーで切り込み、DXを促進するスタートアップ
――早速ですが、事業内容やミッションについてお聞かせください。
「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」というビジョンで、保険のプラットフォームとして保険テック関係の事業をしております。
法人が2つありまして、justInCaseの方では個人向けに保険商品の提供を行っています。加入者同士で負担を分け合うことで保険料を減らす保険や、スマホで申し込みから請求まで完結する保険など、新しい形の保険を提供しています。
もう一つのjustInCaseTechnologiesは法人向けで、保険会社向けSaaSの提供を行っています。対面型訪問営業や紙ベースでの業務が多く残るレガシーな業界で、システムを開発・提供しDXを提案するという事業を展開しております。

事業説明のためにインタビュー前半に同席してくださった代表取締役CEOの畑 加寿也さん(写真左)とAdministration managerの竜石堂 潤一さん(写真右)。
――入社したのはどのタイミングだったのでしょうか?
3年前で、シリーズAがひと段落した頃でした。部署としては人事を除き、1人管理部だったタイミングです。
私は公認会計士として監査法人に勤めた後、IPO準備の知見を生かし、ITベンチャーを複数社経験し、IPOを経験して入社いたしました。IT領域の経験はありましたが、保険領域の経験はなかったため、この会社でなら新しい経験ができると思い入社を決めました。
株主総会の工数を8割削減し、回答集計も自動化
――活用のきっかけについて教えてください。
株主総会の事務負担が非常に大きくなっていたタイミングでおすすめされて、飛びついたというのが正直なところです。
シリーズA直後で株主が2ケタに増え、種類株式も発行するなど、株式ごとの対応が必要でした。また、グループ企業の対応とあわせて、2社分の株主総会を運用しなければなりません。
当初は紙で委任状の送付を行っていたこともあり、複数種類の株式に基づいて、事務作業を手動でコントロールすることに限界を感じていました。
――実際、株主総会smartroundの導入でどのように変わりましたか。
今までの負担を10とするなら、導入後は2〜3程度にまで軽減されました。
紙で対応していた頃は、提出されている書類を回収して、集計して、ファイリングして、督促して、と対応していた作業がオンライン上で完結するようになり、圧倒的に楽になりましたね。
オンラインに対応していない株主もいますが、smartroundは紙の委任状でもシステムに結果を集約できるようになっているので、一元的に管理できて便利です。

株主総会smartroundのデモ画面。オンラインの回答は自動で集計され、集計結果を一元的に確認することが可能。紙やsmartround以外の方法で提出された回答も手動で集約できるようになっている。
株主とのデータ共有、月次報告もsmartroundで完結
――株主総会以外では、どのような機能を活用されていますか。
株主総会機能をきっかけに、資本政策やライブラリ、経営管理、証券データといった機能を利用してデータを整備し、株主とのデータ共有に活用しています。
特に、経営管理smartroundは、freeeやマネーフォワードの会計ソフトを連携すると、自動で毎月の経理データが更新されます。
毎月の株主への報告には経営管理smartroundとライブラリのデータ共有機能を併用しています。

経営管理smartroundのデモ画面。freee、マネーフォワードの会計ソフトと連携が可能で、同期するとP/L・B/S・現金残高を毎月指定日に自動で取り込むことができる。
データの共有については、smartround内部のライブラリに必要な書類を格納し、集約しています。ライブラリでは、「資本政策」「議事録」とあらかじめフォルダ名がセットされています。自由度の高いGoogleドライブと違って、誰が担当しても書類の位置が明らかですし、ファイルの場所が散在することもないので、最新版を取り違えることもなくなりました。
ファンド監査の対応をされる会計事務所の方にも必要に応じて権限をお渡しし、データを確認いただくようにしています。
当初は株主に指定された形式に合わせてデータを提供し、個別に共有用フォルダを作成して、どの株主に何のデータを渡したか別途管理していましたが、「そのデータはsmartroundを見てください」というコミュニケーションに変化し、やりとり自体もスムーズになりました。
smartroundが使えない一部の株主に対しては、メールでzipフォルダに変換して送付という形を取っていますが、ほとんどの株主でご利用いただけているので、工数の削減効果は本当に大きいです。
smartroundに情報を集約することで、内部の管理コストも削減
――色々な機能をお使いいただいていますが、総括して、smartroundを使うメリットはなんでしょうか。
事務工数の削減と、レガシー化を防げるところですね。
スタートアップのコーポレートは少人数ということもあり、人が入れ替わると、情報が散逸しやすく、過去の蓄積が機能しづらいです。
実際、私が入社した時も、社内中に散らばった書類を集めて資本政策や株主名簿を整理する必要がありました。通常業務と並行しながらではありますが、半年ほどかかり、本当に大変でした。
smartroundはリーガルの情報・書類を一元管理できるため、必要な情報を入れておけば、普段の業務も引き継ぎもかなり楽になります。

smartroundのライブラリ画面。ライブラリはカテゴリがプリセットされて自由度をあえて下げているため、リーガル関係の書類を整理しやすく、また、情報が散らばりにくいようになっている。
――smartroundで改善してほしいところはありますか。
データ共有にあたり、投資家や株主との共有フローがもっとスムーズになるといいですね。弊社は2法人あるため、どこの所属の誰に共有できるのかがより明確にできればもっと使いやすくなると思います。
また、初めて経営をする人、初めて管理業務をする人が触ることが多いはずなので、初めての方のリテラシーに寄り添ったサポートがあると便利ですよね。
例えば、役員の重任決議など、株主総会で決議、登記しなければならないものはアラートが出るようになったり、チェックリストが揃ってたりすると嬉しいです。
実際に弊社は役員の任期の更新漏れがあり、登記をやり直したことがありました。
訂正こそできたものの、数十万もお金がかかり、DD(編注:デュー・デリジェンス、調達や上場前審査のこと)時には毎回VCに背景を細かく聞かれるようになってしまいました。他のスタートアップには同じような後悔をしてほしくない、と思っています。smartroundでこういう抜け漏れにも気づかせてくれるようになるといいですよね。
「もっと世の中に広まってほしい」本当に便利なサービス
――今後、スマートラウンドに期待することをお聞かせください。
smartroundのサービス自体を知る機会が少ないのは課題だと思います。私自身、ご紹介いただけなかったら、昔のやり方を続けていたかもしれません。
スマートラウンドへの期待ではありませんが、投資家など、スタートアップを支援する立場の方からも積極的にsmartroundを啓蒙いただきたいですね。「無料だしミスも少なくなる便利なツールがあるからぜひ使って」と。
――導入を考えているバックオフィスのみなさまに一言お願いします。
smartroundは本当に便利で、無料で使えるので導入しない理由がありません。
スタートアップ関係者で集まって管理業務の話になると、いつもsmartroundをおすすめしています。もっと世の中に広まってほしいサービスですね。
導入のタイミングとしては、シリーズAくらいで外部株主を含めた株主数と株式の種類が増えて、手動での管理が難しくなってきた頃がおすすめです。もちろん、もっと早く入れるに越したことはないと思います。
――竜石堂さん、ありがとうございました!
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