
2024-12-04
VC・CVC
案件管理
smartroundでソーシングを効率化。生まれた余力でスタートアップ支援にさらなる追い風を。
東京海上ホールディングス株式会社 吉崎 裕哉さん
今回は、東京海上ホールディングスのスタートアップ投資部門に所属する谷口 泰明さん、吉崎 裕哉さんに、smartround導入の経緯や課題、そして今後の展望についてお話を伺いました。
※記載の状況は取材当時(2024年10月2日)のものです。
東京海上ホールディングス株式会社について
「お客様や地域社会の"いざ"をお守りすること」をパーパスとするグローバル保険グループ。日本初の損害保険会社として自動車保険の先駆けとなるなど、さまざまな挑戦に寄り添ってきた経験を活かし、2018年よりスタートアップ投資を開始。Insurtech(編注:保険領域においてイノベーションを起こす企業)にとどまらず、幅広い事業領域のスタートアップに対し、国内では30社、海外では20社を超える投資を行っている。公式ページ:https://www.tokiomarinehd.com/cvc/
谷口 泰明さんプロフィール
2006年みずほ銀行入社、主に法人営業に従事。2012年PwCアドバイザリー入社、事業再生及び成長に向けたハンズオン支援を実施。2017年INCJ(旧:産業革新機構)VC部門入社、モビリティ・宇宙・ものづくり系スタートアップ投資に従事(社外役員も歴任)。2021年iYell入社、スタートアップ経営全般及び事業企画(部長)に従事したのち、2022年東京海上HDに入社し、現在に至る。インベストメントマネージャーとして、新規事業開発を主眼としたスタートアップ及びVCへの投資業務に従事。吉崎 裕哉さんプロフィール
新卒で富士通株式会社へ入社し、エンタープライズ製品の海外向け販売推進に従事。その後FUJITSU ACCELERATORの立ち上げ期から拡大に携わり、スタートアップと富士通グループの協業を推進。2020年に株式会社デジタルガレージへ入社し、DGベンチャーズ / DK Gateにてスタートアップ投資を経験。2022年より現職。インベストメントマネージャーとして、保険事業の強化や周辺領域の事業創出に資するスタートアップへの投資および東京海上グループとの事業連携を担当。サマリー
・smartroundの案件管理機能でソーシング、面談記録の管理を一元化。スピーダ スタートアップ情報リサーチ(旧:INITIAL)とも連携しており、Excelよりも簡単・確実に管理可能に。
・開発リクエストがすぐに反映され、さらに使いやすい機能へとアップデート。体感3割の業務負担削減に成功。
・使用開始時のデータ移行の代行サービスや、不明点があった時のサポート体制も充実。
リスクを熟知する保険会社だからこそ、スタートアップの挑戦にも寄り添いたい。
――早速ですが、チームの業務内容やミッションについてお聞かせください。
吉崎 裕哉さん(以下、吉崎):「お客様や地域社会の"いざ"をお守りすること」をパーパスとするグローバル保険グループ、東京海上ホールディングスのスタートアップ投資および協業推進を行うチームです。
さまざまな挑戦を保険という事業を通してお支えしてきた歴史、リスクを熟知している立場を生かして、スタートアップの挑戦をお支えし、よりよい社会に向けた次の一歩の力になりたいという思いで活動しています。
谷口 泰明さん(以下、谷口):2018年にスタートアップ投資を開始し、保険関係にとどまらず、会社の事業とのシナジーがある領域に幅広く投資を行っております。現時点で国内30社以上、海外は20社以上のスタートアップに投資した実績があります。
――投資チームはどのような体制ですか。
吉崎:日本チームの体制は15名で、投資担当、協業推進担当、ミドルバックから構成されています。またシリコンバレーにも4名が駐在しており、密に連携して活動を行っています。
Insurtechにとどまらず、幅広い事業領域のスタートアップを対象としていることから、投資担当は外部の知見やネットワークを有するキャリア採用のメンバーと、新卒から東京海上グループで保険事業を中心に経験しているメンバーがおおよそ半々の割合の混成チームとなっています。
スタートアップへの投資実行だけにとどまらず、東京海上グループとの事業提携や、マーケットインテリジェンスをグループ内に届けていくことも役割です。

smartroundの導入を主導した吉崎 裕哉さん。
Excelでは補い切れない企業情報を連携し、チームのデータを一元管理。
――smartround導入のきっかけについて教えてください。
谷口:私たちは多くのスタートアップとミーティングを行っており、その面談記録を会社情報と紐付けて精緻に管理したいというニーズがありました。加えて、投資検討に関する情報を一元管理できておらず、散在した情報を探すのに手間がかかる状況に課題を感じていたんです。
導入前は複数のExcelで管理していたのですが、今後長期で投資を行っていくにあたり、面談管理の効率化やチーム内の連携の促進、分野ごとのソーシング状況の分析をもっと進めたいと思い、情報を整理できるようなツールを探していました。

smartroundの導入を主導した谷口 泰明さん。
吉崎:私達を含めたキャリア採用のメンバーが入ったタイミングで、より良いデータ管理のやり方があるのではないかという話も出るようになりました。特に、会社情報を都度調べて入力する作業が大変なので、「既存のデータベースから情報を取り込めないか」というニーズが一番強かったです。
メンバーが定期的に異動する事業会社だからこそ、属人化しにくい仕組みを構築したいという要望もありました。
――導入の決め手はなんでしたか。
谷口:スタートアップに特化したCRMを提供する企業を3〜4社に絞って検討しました。スマートラウンドさんは国内最大級のスタートアップデータベースであるスピーダ スタートアップ情報リサーチ(旧:INITIAL)と連携しており、既存のデータベースからスタートアップの会社情報を自動で入力できることが決め手でした。
吉崎:カスタマーサクセスの方からお話を伺った時から感じていた、弊社のニーズに合わせて対応していただけるような柔軟性の高さもプラスに働きました。

案件管理smartroundのスタートアップ検索画面(※画面はデモ用のものです)。smartround内の検索画面からスピーダ スタートアップ情報リサーチ(旧:INITIAL)と連動して企業検索ができる。また、スピーダの検索結果からリストに追加すると、スピーダに記載されている企業情報が自動で入力される。
体感3割の負担削減。ユーザーのフィードバックから爆速で改善できる強さ。
――導入後、期待されていた成果はありましたか。
吉崎:正直、導入当初は機能的には期待とのギャップはありました。会議で情報を共有する際に複数のページを跨いで確認する必要があり、Excelの方が便利だったのではという意見が社内で出るのでは、と危機感を覚えましたね。
谷口:定例の会議でスマートラウンドさんにフィードバックをしたら、「すぐ対応します」と驚くべきスピードで機能改善してくださいました。2ヶ月も経たないうちに使いやすくなり、Excelよりも便利だな、と明確に感じられるようにアップデートされて本当にありがたかったです。
――具体的に、導入後はどのような変化がありましたか。
吉崎:一番大きかった変化は、投資検討に関する情報が一元管理できるようになったことです。
週に一度、メンバー全員で行う会議でも、すぐに必要なデータを参照できるようになりました。
谷口:先ほどもお話ししたところですが、スピーダ スタートアップ情報リサーチ(旧:INITIAL)と連携したことで入力工数が削減されました。一定の工数がかかっており、手作業だと表記揺れによる重複なども起こっていたため、助かりました。
Excelは自由度が高い反面、入力ルールのブレがあったのですが、smartroundの導入以降は入力ルールが自然と統一されて、管理しやすくなったと感じています。
――工数で言うと、体感でどれくらい削減されましたか。
谷口:3割は削減されたと感じます。
吉崎:同じくらいの感覚です。Excelに会社情報を入力している時の作業感もなくなり、投資や協業に関する情報のみを入力すればよいため、心理的にもかなり楽になりました。

案件管理smartroundの画面(※内容はデモ用のものです)。複数のリストで管理でき、投資状況もステータスで管理可能。
――社内で使い始めるにあたってのハードルはありましたか。
吉崎:使い始めの情報入力が大変になるだろうと思っていましたが、オンボーディングとしてデータのセットアップをスマートラウンドが代行してくださったのも大きかったですね。1から入力するのではなく、移行時に起こったズレなどをピンポイントで確認するだけで済みました。
谷口:先行して私たちが使い始め、今まさに他のメンバーも本格的に使い始めた時期なので、まだこれからという部分もあります。
現在は、先ほどお話しした週に一度の会議を目標に各担当者が情報を入力しています。また、面談前に該当するスタートアップの過去のやりとりを検索し、参照するという形で業務のフローに組み込んでいます。

案件管理smartroundのテーブル表示画面(※画面はデモ用のものです)。スタートアップ起点で確認できるため、会議などでも活用される場面が多い。
データの管理からさらに一歩先へ。ソーシングから分析までサポートできるSaaSになってほしい。
――ありがとうございます。機能のフィードバックやご要望はこれからも遠慮なくいただければと思います。今後のsmartroundに期待することがあれば、教えてください。
谷口:機能というより方向性の話になりますが、面談したスタートアップの業種別分析など、アウトプットの性質が強くなると更に使いやすくなると思います。
吉崎:単なる管理ツールとしてデータを蓄積するだけではなく、分析ツールへの進化を期待しています。
当社として、smartroundで業務を効率化した分、更に多くのスタートアップとの接点を持つことにリソースを注ぎ、世の中の課題解決につながるスタートアップへの投資や協業を通じて、よりよい社会に向けた次の一歩の力になれればと思います。
――ありがとうございました!
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