静岡キャピタル株式会社

2024-08-19

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smartroundと挑む、地方経済の活性化というミッション

静岡キャピタル株式会社 山内 栄二さん

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今回は、しずおかフィナンシャルグループ内のベンチャーキャピタル部門である静岡キャピタル営業部の山内栄二氏に、smartround導入の経緯や課題、そして今後の展望について伺いました。

※記載の状況は取材当時(2024年6月27日)のものです。

静岡キャピタル株式会社について

しずおかフィナンシャルグループの投資専門会社として各種ファンドを通じたエクイティファイナンスを行うとともに、静岡銀行及びグループ各社と連携し投資先企業に対する包括的な支援に取り組んでおります。
営業部(ベンチャーキャピタル)、経営支援部(事業承継/バイアウト/経営支援)、企画総務部の3つの部署から構成されており、今年で40周年を迎えます。

公式ページ:https://scc.shizuoka-fg.co.jp/

山内 栄二さんプロフィール

静岡キャピタル株式会社営業部シニアディレクター。2015年駒澤大学卒業後、三井住友銀行へ入行。富裕層向けリテール営業から債権管理業務まで銀行業務を幅広く経験。その後静岡銀行へ転職。三菱UFJキャピタルへの出向を経て2021年10月より静岡キャピタルにてベンチャー企業への投資及び社内の組織改革に取り組む。

サマリー

・支援先スタートアップ数の増加をきっかけに導入を検討。データの一元化および業務効率化がねらい

・SaaS導入の課題となっていた銀行特有のセキュリティ面と費用面の2点を、担当部門との入念な調整でクリア

・地域経済を支援する地方銀行だからこそ、スタートアップの業務を効率化し、地域格差の解消につながるメリットも決め手に

資料の一元管理・業務効率化で選んだSaaS活用の道

――早速ですが、事業内容や組織体制についてお聞かせください。

私が所属する営業部は、ベンチャーキャピタル部門としてスタートアップ支援を担当しています。所管する執行役員を含めて5名体制で、投資先様の支援やご出資の検討、地域企業の皆様とスタートアップ企業さまとの協業支援などに取り組んでおります。

――smartroundを知ったきっかけはなんだったのでしょうか。

投資先のスタートアップも何社か「株主総会smartround」を導入しており、smartroundから委任状が届いていたので、数年前から社名は存じ上げておりました。

本格的に導入の決め手となったのは、ファンド規模の拡大に伴う情報管理の課題が解決できることでした。

近年、スタートアップ支援の機運がグループ内で高まり、支援件数が大幅に増加しました。2022年7月には30億円規模の9号ファンドを設立し、資金面での支援体制も強化しています。
これに伴い、担当者一人あたりの取引先数が増え、Excelや各種資料の管理が分散してしまいました。「必要な資料がどこにあるか分からない」など、フロントとミドルバックの間でのやりとりが相次ぎ、コミュニケーションコストも増加していました。

また、紙ベースの情報管理にも限界を感じていました。私たちは静岡に拠点を構える金融機関系のベンチャーキャピタルではありますが、投資先には首都圏の会社も多く、静岡と首都圏を頻繁に行き来する必要があります。そのため、場所によっては必要な時にすぐ情報にアクセスできないというジレンマが、ツール導入検討の背景にありました。

説明をいただいて、smartroundは自分たちが感じていた課題を解決してくれると感じたため、導入を決めました。

導入を主導した山内様(写真中央)と石井様(写真左)、稲葉様(写真右)

セキュリティと予算、導入時に立ちはだかった2つの壁

――銀行系企業でのSaaSの導入難易度が高いと聞きます。実際導入にあたってはどのような課題がありましたか。

主にセキュリティ面と費用面の課題がありました。

セキュリティ面はグループ内のシステム部門に加え、リスク管理部門との綿密な調整が必要でしたね。システム部門からはセキュリティチェックシートの提出が求められたので、スマートラウンドの担当の方と打合せを重ねて導入まで進めることができました。

SaaSの特性上、銀行のセキュリティ要件に合わせたカスタマイズには限界があるため、smartroundの仕様に合わせて当社側で調整する部分もありました。
対応可能な点と難しい点を明確にし、社内ルールで補完するなど、一つずつ課題をクリアしていきました。

特に、クラウド上での顧客情報の取り扱いについては、銀行特有の厳格な要件がありました。最終的には、サービス自体のセキュリティに加え、サービスを運用するスマートラウンド社自体のセキュリティ体制も確認し、要件を満たすことができました。

――費用面の課題はどのようなものだったのでしょうか。

従業員規模が20名の企業なので、その規模で少なくないSaaSの費用をどう捻出するのか、という課題がありました。
特に地方銀行の運用するファンドは小規模なところが多いので、同じようにSaaSに費用をかけることが難しいところもあるのではないかなと思います。

私たちは、検討し始めた頃から前もって「こういうSaaSをこれくらいの費用で入れたいんです」と話を入れておき、今年度予算が通りました。

――smartroundを導入いただく際は、管理担当者を一人雇うくらいの業務を代わりに担えるイメージで価格設定をしております。導入にあたっては、人件費などと比較検討されたのでしょうか。

費用対効果としては、もちろん想定していたものもありますが、実際に使ってみてどんなインパクトがあるのかを検証していきたいと思っています。

例えば、今までは株主総会の委任状は代表取締役まで決裁を回し、紙の委任状に調印して郵送する、という運用をしていたものを、社内決裁後、メールのワンクリックで送付できるようになるメリットはとても大きいと考えています。

このように、smartround導入で実現できることをベースに、今後の利用を検討していくつもりです。

smartroundと作り上げる、新しいスタートアップ支援の形

――smartroundの導入で叶えられること、というお話がありましたが、最終的に目指したい姿についてお伺いさせてください。

理想は、全ての情報をsmartround上で管理することです。株主総会の委任状の回答状況や、決算状況、月次KPIの進捗状況などの情報が全てsmartroundに一元管理され、社員が必要な時に必要な情報にすぐアクセスできる体制を目指していきます。

Excelや属人的なフォルダの管理をやめることで、細かいマニュアルの管理・運用や個々人の作業を効率化し、起業家の皆様としっかり向き合う時間を捻出していきたいです。

――ぜひ貴社だけでなく、貴社の支援先のスタートアップへの導入もお手伝いさせてください。

支援先のスタートアップにもぜひsmartround導入を推奨したいです。特に静岡のスタートアップはsmartroundの導入率が高くなく、首都圏からも距離があるために情報格差が生じているのではないかと考えています。

当社が旗振り役となることで、距離の壁を超えて首都圏の投資家とのつながりを作る機会にもなると期待しています。

スタートアップ側のsmartround機能の全体像。静岡キャピタル様のようなパートナーとつながることで、株主総会の運営サポートや資本政策表の作成・共有など幅広い機能を無料で活用できる。

地方銀行という強みを活かしてスタートアップエコシステムを強化

――地域格差のお話が出ましたが、実際スタートアップにとってどういった部分が課題になっているのか、詳しくお聞かせください。

投資家はどうしても起業家の多い首都圏に集中してしまっているので、静岡のスタートアップにとっては、ピッチイベントなどでの投資家との接点が少ないのが課題です。
投資家だけでなく、スタートアップを支える監査法人や証券会社も首都圏に集中しているため、支援者と接点を持つことも難しいです。

しかし、当社だけで地域のスタートアップエコシステムは整備できないので、smartroundというプラットフォームの力を活用して、地域で起業された方々が投資家や支援者に相談しやすい環境を整えていきたいと考えています。

地域金融機関としては地域経済の活性化がミッションであり、その鍵を握るのはスタートアップです。特に地方においては、金融機関がスタートアップ支援のハブとなることが重要だと考えております。
スマートラウンドさんと協力して基盤を整備し、地元発のスタートアップの成長に貢献していきたいです。

――導入を考えている地方銀行のみなさまに一言お願いします。

地元の幅広い企業様のハブとして、地道に支援を続ける地方銀行だからこそスタートアップを支援する意義があると考えています。

費用やセキュリティ面でのハードルはありますが、smartroundを導入することは、地元の支援先スタートアップをsmartroundのプラットフォームに呼び込むことにつながります。

地元のスタートアップ企業様が様々な支援者に対して簡単にアクセスできるようになれば、地域のスタートアップエコシステムも大きくなっていくはずです。地域から大きく羽ばたくスタートアップ企業様を創出していけば、東京一極集中を変えていけると信じています。ぜひ私たちと一緒に地域発スタートアップの育成に挑戦しましょう!

――ありがとうございました!


この事例でご紹介した投資管理機能は投資家向けsmartroundからお使いいただけます。

他の機能も含めて全体像を知りたい方はこちらの資料をご覧ください!

▼3分でわかるsmartround

https://jp.smartround.com/download/download-for-investor

少しでもご興味が湧いた方にはより詳しいご説明も実施いたしますので、ぜひお気軽に以下より日時をご選択ください。

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