
2024-03-19
インタビュー
ミッション・ビジョンの実現のためのチーム作りが起業家にとって重要
グローバル・ブレイン山口和訓さん
Startup Next編集部がお届けする、今をときめく!投資家インタビュー。志を持って活動される投資家のみなさんのバックグラウンドや考え方に、一歩踏み込んでご紹介しています。今回はグローバル・ブレインの山口和訓さんにお話を聞きました。
山口和訓
新卒で入社したボストン・コンサルティング・グループにて、コンサルタントとして金融業・製造業・商社など大企業向けプロジェクトに従事。その後株式会社AAIC Japanおよびプロスポーツチーム運営企業を経て、2018年にグローバル・ブレインに入社。スタートアップへの投資実行および投資先支援を行うとともに、CVCにおける投資戦略策定や投資先との協業創出支援を担当。投資条件や投資実績がわかる!山口和訓の投資家プロフィールはこちら👇(顔写真をクリックするとプロフィールを閲覧できます。)
まずは、山口さんについて教えてください。
グローバル・ブレイン(GB)の山口和訓です。
新卒でボストン・コンサルティング・グループに入社し、コンサルタントとして様々な業種・会社規模のクライアント企業様と戦略策定や新規事業創出に取り組んできました。また、短期間ではありますがプロスポーツチーム運営企業の経営企画部門で働いた経験もあります。
2018年にグローバル・ブレインに入社して以降は幅広い分野のスタートアップへの出資・支援を担当しているほか、大企業とスタートアップの協業促進にも取り組んでいます。
趣味はスポーツ観戦(野球・サッカーなど何でも)・ランニング・旅行です。
山口さんが投資家になったきっかけは何ですか?
実はもともと投資家になろうとは考えておらず、「スタートアップの成長に携わる仕事がしたい」と考えて色々と検討した結果、今の仕事に就いたという経緯です。
コンサルタント時代、プロジェクトを通じて起業家の方やスタートアップで働いている方とお話する機会が何度かありました。若くて優秀な方々がより良い社会の実現、社会課題解決に全力で取り組んでおられる姿を見るにつけ、自分もこれまでの経験・スキルを活かしてスタートアップの成長を支援したいという思いが徐々に強くなっていったんです。
どうしたらスタートアップに貢献できるのかキャリアを模索する中で、VCが最も自分のやりたいことに適していると考えるようになりました。
グローバル・ブレインはCVCの運営などを通じて大企業とスタートアップのオープンイノベーション促進にも力を入れています。その点でも自分のコンサルタント時代の経験も活かしやすい環境だと考えています。
現在はどんな領域に投資していて、投資先とはどんな関係ですか?
比較的幅広い領域のスタートアップに投資していますが、特に注力しているテーマはSaaS(特に大企業向けSaaS)とSports Tech領域です。
SaaSについては23年9月に東証グロース市場に上場したファーストアカウンティングのほか、TalentXやHataluck and Person、パトスロゴスなどに出資しております。コンサルティング会社時代の経験から、日本の大企業におけるSaaS活用による生産性向上ポテンシャルは非常に大きいと感じており、投資先の皆様とともにSaaSの導入を推進していきたいと考えています。
Sports Techについては、KDDI様とご一緒しているKDDI Open Innovation Fundから運動通信社、ユーフォリア、RUN.EDGEといった会社に投資しています。
私自身スポーツが大好きで、スポーツには「する」「見る」の両面で多くの人の生活を豊かにする力があると信じています。
半面、多くのアスリートやスポーツチームが経済的に厳しい状況に置かれている状況や、学生スポーツにおける指導者不足など、スポーツ界を取り巻く課題も多いと思っています。 それらの課題にチャレンジするスタートアップは数多く存在しており、これからもそういった企業の活動を応援したいと思っています。
投資先との関わり方についてはリード出資先とフォロー出資先で異なりますし、各起業家のバックグラウンドや希望に応じて変えるようにしています。どういったケースでも、起業家をはじめとする投資先の皆様が困ったときに遠慮なく相談できる人でありたいと考えていますね。
私自身が起業家の抱える多くの悩みの全てを解決することはもちろんできませんが、共に悩み、グローバル・ブレイン社内や社外の方々の協力をいただきながら解決のお手伝いをするように心掛けています。
魅力を感じる事業や起業家はどのような人ですか?
VCとして月並みな回答かもしれませんが、起業の理由・目的であるミッションやビジョンを明確に語れる起業家は魅力的です。
加えて、そのミッション・ビジョンの実現に向けたチーム作りに長けていることも私が魅力を感じる起業家の共通要素であると言えます。
ミッション・ビジョンを起業家個人の能力だけで実現することは難しく、必ず組織としての成長が求められます。起業家自身ではカバーしきれない能力・スキルを持つメンバーの採用や、我々VCなどの株主を含む社外協力者の獲得を通してチームとして経営に取り組んでいくことのできる人こそ、経営者として会社を成長させられる人だと思います。
今後の展望とスタートアップ起業家へのメッセージをお願いします!
これからの日本が成長を続け、次の世代に希望を与えられるようになるためには、スタートアップによる社会変革、社会課題解決が不可欠です。
起業家として、また経営者として、困難に直面されることも少なくないと思いますが、我々VCをはじめとして多くの人々がスタートアップを応援していますので、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。
私自身まだまだキャピタリストとして成長途上ですが、これからも1人でも多くの起業家の方と出資を通じてご一緒させていただき、スタートアップの成長に貢献したいと考えております!
Startup Nextを運営するスマートラウンドでは、スタートアップが無料で使えるデータ共有プラットフォーム「smartround」を提供しています。株主総会や資本政策など、少しでも業務を効率化したい方は無料登録の上、ご利用ください。
またその他にも、スタートアップ向けのお役立ち資料・テンプレートをご用意しています。ダウンロードはこちらから。


















