
2024-03-07
インタビュー
人を動かす起業家が事業や市場を大きく変えていく
グローバル・ブレイン 石榑智晃さん
Startup Next編集部がお届けする、今をときめく!投資家インタビュー。志を持って活動される投資家のみなさんのバックグラウンドや考え方に、一歩踏み込んでご紹介しています。今回はグローバル・ブレインの石榑智晃さんにお話を聞きました。
石榑智晃
2001年に株式会社リクルートに入社。リクルートでは結婚情報および旅行領域などの販促支援領域における営業、事業企画や新ECサービスの立ち上げなどを担当。その後コーポレート全体のグローバル展開や新規事業開発を目的としたCVCやM&Aなどの投資業務に従事。 2016年からグローバル・ブレインに参画し産業構造を変革するようなスタートアップへの投資および事業支援を推進。またCVCファンドの活動を通じてオープンイノベーションの創出・推進にも力を注いでいる。投資条件や投資実績がわかる!石榑智晃さんの投資家プロフィールはこちら👇(顔写真をクリックするとプロフィールを閲覧できます。)
まずは、石榑さんについて教えてください。
グローバル・ブレイン(GB)の石榑(イシクレ)と申します。グローバル・ブレインの前職は新卒でリクルートに入り15年ほど働いてました。リクルート時代は営業から企画業務まで10年以上どっぷり事業の最前線で駆け回り、その後リクルートのCVCやM&Aを推進する仕事をしていました。リクルートに入った時は「5年くらいで卒業するかなー」なんて思っていましたが、目の前のエキサイティングな仕事に没頭しているうちに気がつけば15年も在籍していました。
体育会サッカー部からリクルートという経歴なので、お酒をよく飲みそうとよく言われるのですが、実はお酒に弱く眠くなるので基本は1次会であがるタイプです。ただ飲み会自体は嫌いではなく、いつもまあまあなペースでコーラを飲んでいます。
石榑さんが投資家になったきっかけは何ですか?
リクルート時代に当時立ち上げていた新規事業と競合しているスタートアップがあり、その会社のリサーチをしていたときにベンチャーキャピタルという仕事を初めて知りました。その時が、まさに私のキャリアの中に「投資」というファクターが加わるきっかけです。
リクルートの次のキャリアを模索している時に、世の中に新しい価値を生み出していくような仕事をしたいというキャリア軸を持つようになりました。そこでふと考えたのがベンチャーキャピタルです。キャリア軸にプラスしてこれまでの自分の経験を活かせる仕事ではないかと思い、仕事に興味を持つようになりました。
とはいえ、キャリアを考えはじめたのは、投資の「と」の字も知らなかった時です。はじめからベンチャーキャピタルに行くのではなく、社内転職制度を使ってリクルートの投資部門に異動し、3年の修行期間を経て卒業した後、グローバル・ブレインで投資家という仕事を始めることになりました。
現在はどんなところに投資していて、投資先とはどんな関係ですか?
一つの産業を新しく作る、もしくは産業構造を大きく変えることができるような企業(または人)に常に興味があります。対象としている市場のペインに対する解像度が高く、手触り感のある事業プランから可能性を感じた時に投資したいな!と思うことが多いです。
投資先への関わり方は、投資家にしか提供できない価値を提供して企業の成長を支援するということにこだわっています。スタートアップの主役はやはり起業家、そして事業メンバーだと思っています。一方で我々投資家はプロフェッショナルな脇役だと思いますが、脇役である投資家にしか提供できないことで企業の成長に寄与することができる要素はいくつもあると思っています。
たとえば、数多くのスタートアップを同時に支援している我々投資家だからこそ溜まる横断知見や他の投資家、事業会社、金融機関、士業の方々など幅広いネットワークなどはいくらでも棚卸しできます。支援先の企業の成長のために自分がアクセスできるリソースを全て使い倒すことが自分のモットーです。
魅力を感じる事業や起業家はどのような人ですか?
周りの人を巻き込んで動かすことができる、もしくはできそうなと感じさせてくれる起業家はとても魅力を感じます。
結局、事業をする上で最終的に関わるのは、顧客や自社メンバー、投資家とみんな「人間」です。このステークホルダーを動かす力を持っていない人は、やはり事業を大きくすることは難しいと感じています。
周りの人を巻き込んで動かしていくには、 周りの人がワクワクするようなストーリーを語ることだったり、目の前の一人ひとりに真摯に向き合う誠実さだったり、何か分からないけど人を惹きつける人間力だったり、といろいろなスタイルがあると思います。
また、それを必ずしも一人で担保するのではなくお互いの強みと弱みを補完しながらチームで担保するようなスタイルもあります。
いずれにせよ、ではあるのですが、自分も含めて人の共感が自然と集まるような起業家との出会いを楽しみにしています。
今後の展望とスタートアップ起業家へのメッセージをお願いします!
起業家の皆様とはまさに一期一会です。後々に「あの時出会いがあったからこそあの会社がある」と言われるほどの化学反応を一緒に起こせるような出会いがあることを楽しみにしています!
また起業家の皆様に負けじと今後も投資家としての研鑽を積み、自分自身もベンチャーキャピタリストとしての社会貢献価値を上げるべく精進していきたいと思ってます。
息子の高校で起業に関心がある生徒向けにお話する機会をいただいたのですが、起業家の皆様と同じエコシステムの一部である投資家として、未来のスタートアップエコシステムに何か貢献できるような活動にも挑戦していきたいと思っています。
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