「事業立ち上げやIPOの経験を生かしてゼロイチの高揚感を共に味わいたい」デライト・ベンチャーズ 永野祐輔さん

2023-11-22

  • インタビュー

事業立ち上げやIPOの経験を生かしてゼロイチの高揚感を共に味わいたい

デライト・ベンチャーズ 永野祐輔さん

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Startup Next編集部がお届けする、今をときめく!投資家インタビュー。志を持って活動される投資家のみなさんのバックグラウンドや考え方に、一歩踏み込んでご紹介しています。今回はデライト・ベンチャーズの永野祐輔さんにお話を聞きました。

永野祐輔
SaaSベンチャー企業に⼊社後、営業・経営企画・上場準備を経てIPOを経験。その後、海外事業立ち上げ、東南アジア現地企業との合弁会社設⽴交渉などに従事。その後、アクセラレーターやインキュベーションの運営に従事後、スタートアップスタジオ事業の立ち上げ・事業責任者を務め、2021年にスタートアップスタジオ協会を立ち上げ。2022年よりデライト・ベンチャーズへ参画し、ベンチャービルダーファンドで事業立ち上げ支援〜投資へ従事。

投資条件や投資実績がわかる!永野祐輔さんの投資家プロフィールはこちら👇(顔写真をクリックするとプロフィールを閲覧できます。)

まずは、永野さんについて教えてください!

デライト・ベンチャーズの永野 祐輔と申します。

当時SaaSという言葉が流行る前のオンプレミス時代にSaaSベンチャーへ新卒入社して、IPO経験や海外事業経験を経て、スタートアップスタジオという事業にハマってしまいました。

2022年からデライト・ベンチャーズに参画し、ベンチャービルダーファンドで創業前の個人の方を対象に、創業ラウンド投資やプロダクト開発までを支援させていただいています。

永野さんが投資家になったきっかけは何ですか?

前提として従来のVCよりも早い段階(創業前)から共同創業・投資をしているのですが、きっかけは2つあります。

1つ目は、IPO準備時に経験した会計や財務用語などの複雑怪奇な概念・指標に、漠然と「かっこいい」、他にも色々なことを知りたいという知的好奇心でした。

2つ目は、以前スーツケースだけを持って東南アジアで事業を立ち上げた経験によるものです。当時は私自身今よりも更に未熟で新規事業のノウハウもなく、更に海外での事業立ち上げだったことで相談先がゼロだったことによる苦悩、単身で知らない土地で奮闘する孤独感など、事業を興すことの難しさを痛烈に体験したことです。

この2つの経験から「事業立ち上げと投資を両方できる仕事がしたい」と思っていた中で、スタートアップスタジオというものに出会った瞬間、直感的に「この仕事がしたい!」と思い、事業立ち上げを行ったり、エコシステムを創るべく、同ビジネスを行っている方々とスタートアップスタジオ協会を立ち上げました。その活動を通じてデライト・ベンチャーズと出会い、参画することになりました。

今あらためてきっかけを振り返り言語化してみると、ゼロイチの何もない状態から事業が発芽した瞬間の達成感や高揚感を、連続的に味わいたかったと考えたのだと思います。

現在はどんなところに投資していて、投資先とはどんな関係ですか? 

2023年にベンチャービルダー専用のファンドを組成し、主に創業前ラウンドを対象として事業の共同立ち上げから投資までを行っています。

投資対象は、基本方針として「主に課題解決型事業やグローバルで勝負ができる領域の事業」としています。その上で、私個人としてはオールドエコノミーのDXや生産性向上などの事業領域(BtoB XaaS)への投資意欲が高いです。

投資先との関わり方は起業家の性格により様々ですが、基本的には従来のハンズオン型に近い関わり方を目指しています。

初期アイディエーションから投資までは、メンタリングやアイディエーションのディスカッションパートナーのような形で従来のシードVCやアクセラレーターのような関わり方が近いです。

投資判断からプロダクトローンチなど実際の事業立ち上げフェーズは、共同創業者的に開発やBiz、採用など、起業家に求められる範囲かつ、我々としてサポート可能な範囲で支援していくことが我々の特徴です。

できる範囲ではありますが、リード獲得やプロダクトマネジメントなど、実際に手を動かす実務部分まで介入することが我々のユニークなところだと思います。

(従来VCのようにプレシード出資のみのケースもあるので、起業家の希望に合わせて支援スタイルを調整しています。)

魅力を感じる事業や起業家はどのような人ですか?

個人的に魅力を感じる起業家でいうと4つあります。

1つ目は、したたかで少し変わった方。粘り強く、どんな逆境にも屈しない「しぶとさ」があり、独自の視点で道を切り拓ける起業家には魅力を感じます。

2つ目は、商売人気質な方。売りのニオイを逃さないとでも言いましょうか。チャンスをものにできるセンスのある方はさすがだなと思います。

3つ目は、オールドエコノミーと呼ばれる渋い産業の、専門的な知見や経験を深いレベルで有している方。

4つ目は、イントレプレナー、新規事業立ち上げ、子会社代表などでの失敗経験がある方ですね。私自身、事業立ち上げの経験があるからこそ思うことですが、失敗経験は挑戦した証でもあります。失敗してもなお挑み続ける姿勢は、つい応援したくなります。

今後の展望とスタートアップ起業家へのメッセージをお願いします!

よく聞かれるのではっきりとお伝えしたいのですが、デライト・ベンチャーズはDeNA出身の起業家以外にも投資を行っています!

事業を創る前の段階から相談やディスカッションを行っていますので、情報交換程度のカジュアルな形でもお気軽にお声がけください。

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