「大胆な野望を高解像度で捉える起業家を、あらゆる手段で支援する」Dawn Capital 山﨑大世さん

2024-08-22

  • インタビュー

大胆な野望を高解像度で捉える起業家を、あらゆる手段で支援する

Dawn Capital 山﨑大世さん

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Startup Next編集部がお届けする、今をときめく!投資家インタビュー。志を持って活動される投資家のみなさんのバックグラウンドや考え方に、一歩踏み込んでご紹介しています。今回はDawn Capitalの山﨑大世さんにお話を聞きました。

山﨑大世
慶應義塾大学在学中に公認会計士試験合格、その後KPMGあずさ監査法人に入社。上場企業から非上場企業まで幅広いクライアントを監査。法人内での採用プロジェクトにも参画し、リーダーを経験。採用プロジェクトを通じて人のマインドを動かすことに対する関心が強まり、CSR活動の教育分野にも精力的に参加してきた。2020年1月より、Heart Driven Fundの世界観に共感しジョインし、多くの投資の意思決定に関与。2022年よりDawn Capitalのキャピタリストを務め、オールジャンルに投資活動を行う。

投資条件がわかる!投資家プロフィールはこちら👇(顔写真をクリックするとプロフィールを閲覧できます。)

まずは、山﨑さんについて教えてください!

株式会社アカツキのCVCであるDawn CapitalでDirectorを務めている、山﨑大世と申します。

小学4年生から高校までラグビー部に所属し、全国優勝を本気で目指すようなチームでラグビー漬けの学生生活を過ごしました。大学に入るタイミングで、それまでほとんど勉強をしてこなかった不安と、自身で道を切り開いていきたいという覚悟から、180度方向性を変え、公認会計士の資格取得を目指し始めました。

結果、大学三年生のときに公認会計士に合格し、あずさ監査法人に3年半勤めました。その後、アカツキのHeart Driven Fund(Dawn Capitalの前身)にジョインしました。

山﨑さんが投資家になったきっかけは何ですか?

監査法人で働くなかで、事業会社で事業を推進する方々や経営者の熱量と人間力の高さを数多く目の当たりにし、事業会社で働きたいという気持ちを抱くようになりました。

組織の規模感を考える中で、裁量を持ち、自由と責任の双方を感じながら熱量高く働きたいという思いがあり、大企業よりもスタートアップに強く関心を持っていました。ただ、当時はスタートアップへの知識が少なかったため、その状態で飛び込むよりも、スタートアップ業界を学べる上に起業家の熱いマインドにも触れられるVCという選択が理想的だと考えるようになりました。

最終的に、当時ファンド組成したばかりで、事業会社の中にあるファンドであったHeart Driven Fundに3人目としてジョインしました。現在は、かなりの裁量権をいただきながらVC業務にやりがいを持って働いています。

現在はどんなところに投資していて、投資先とはどんな関係ですか? 

現在、シリーズA前後を中心にジャンルは問わず投資をしています。もちろんシードやシリーズB以降も投資対象ではありますが、主要な投資対象はシリーズA前後が多いです。

また、リード投資とフォロー投資のどちらも実行しています。いずれの場合でも、起業家の方と事業に関わる話だけでなく、プライベートや政治、経済、世界情勢など多岐に渡る議論ができるかどうかという観点を非常に重視しています。

その理由は、起業家の方とは投資してから10年近く一緒に過ごすパートナーになると捉えているためです。事業以外の話題も含めて多面的に議論することで、相互に理解が深まり、投資後もどんな場面でも熱意を持ってサポートできるようになると考えています。

起業家の方との関わり方については、前提として、経営や事業に最も詳しく、圧倒的な時間と熱量を注いでいるのは起業家自身であり、キャピタリストが提供できる支援は限られていると認識しています。その上で、自分自身への約束として、リード投資させていただいた企業に対しては、次のラウンドまであらゆる手段で支援すると決めています。

また、投資後の1〜2年間は特にコミュニケーションの頻度を高め、ほぼ毎日、事業やマーケットについてチャットでやり取りすることもあります。シード期に近い場合は、ピッチ資料や事業計画の作成をサポートすることもあります。

魅力を感じる起業家はどのような人ですか?

大胆な野望や浪漫を高い解像度でイメージしながら、緻密に算盤をはじく起業家に魅力を感じます。

常に高い解像度で将来を考え、今後のステップが詳細に見えている方には、従業員が長期的に安心してついていくことができ、これは大きな組織を構築していく上で非常に重要な要素だと思います。

大きな組織を作ることができれば、大きな事業も生み出せると考えています。

今後の展望とスタートアップ起業家へのメッセージをお願いします!

私の個人のテーマは、外貨を稼ぐ会社を1つでも多く支援することです。

人口減少の環境下で日本が再び高いプレゼンスを取り戻すためには、内需を活性化させることが重要だと思っています。外貨を稼ぐ企業やその従業員が増えることで、内需が自然と高まり、国内企業の収益性が向上し、最終的には一人ひとりの給与も増え、好循環が生まれると信じています。

そのための第一歩として、外貨を稼ぐ企業に投資をすることが、「ホームランを狙う」というVCらしい目的だけでなく、社会的・経済的にも意義があると捉えています。

スタートアップ起業家の方々からは常に大きな刺激と新たな学びをもらっており、起業家の皆さんに育てられている部分も多いです。このエコシステムの恩恵を受けているからこそ、私も真剣に向き合い、起業家の方々と切磋琢磨しながら投資活動を大切に行っていきたいと思います。

今後も熱い想いを持った起業家の方々とお話できることを心から楽しみにしています!

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