「夢を叶えるためにある、VCの仕事に惹かれて」Archetype Ventures 伊能詩吹さん

2023-09-21

  • インタビュー

夢を叶えるためにある、VCの仕事に惹かれて

Archetype Ventures 伊能詩吹さん

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Startup Next編集部がお届けする、今をときめく!投資家インタビュー。志を持って活動される投資家のみなさんのバックグラウンドや考え方に、一歩踏み込んでご紹介しています。今回はArchetype Venturesの伊能詩吹さんにお話を聞きました。

伊能詩吹
ホテル・美容業界を経てエン・ジャパン株式会社に入社。法人営業として全社の社長賞(新人賞)を受賞。その後、医療系スタートアップのMICINに立ち上げ期、13人目のメンバーとして入社。医療機関向けの営業、インサイドセールス部署の立ち上げ、メンバーの採用 / 教育 / マネジメント、医師向けイベントの企画 / 運営等に携わる。2019年にArchetype Venturesに参画。

投資条件や投資実績がわかる!伊能詩吹さんの投資家プロフィールはこちら👇(顔写真をクリックするとプロフィールを閲覧できます。)

まずは、伊能さんについて教えてください!

伊能詩吹です。Archetype VenturesのPrincipalとして出資支援を行っています。もともと私は金融出身者ではないのですが、大手企業やスタートアップでの経験を経てベンチャーキャピタルに参画しました。いまでは自分もスタートアップで働いてきた経験なども活かして投資先の支援を行っています。

伊能さんが投資家になったきっかけは何ですか?

当社のManaging Partnerの福井に投資先で人材のニーズがないかと転職先の相談をしていた時に、「うちでも全然いいけどね」と言われたその一言がベンチャーキャピタリストになるきっかけでした。

当時の私は「創業初期の規模から比較的大きくなるGrowthのステージを2-3社経験したら、もしかしたらその経験でVCになれるかも」という意見を純粋に実践している真っ最中。エン・ジャパン株式会社で働いていた時に、ベンチャーキャピタルの仕事を知り、金融バックグラウンドもない私が「どうしたらVCになれるか?」と考えた末に、創業初期のMICINに転職しちょうど一年が経った頃だったんです。

なので、あの福井の一言は私にとっては「チャンスがきたから掴む」という、まさにそれだったなと今も思っています。

私は、お金を使って人の夢や未来づくりを応援する、VCという仕事に魅力を感じ、惹かれています。夢を見ることは自由ですが、それを叶えるのにはお金が必要なのが、この資本主義の世の中です。お金があれば叶う( or 可能性が高まる)夢は確実に存在して、そもそも見られる夢すら変わるかもしれないと思うんです。

個人の資金力の差は様々な背景があると思いますが、埋めるのが簡単ではない差です。だからこそVCのような形で、誰であってもスタートラインを一定揃えられるという支援の仕方に魅力を感じました。

現在はどんなところに投資していて、投資先とはどんな関係ですか? 

Archetype VenturesがB2B Tech特化のVCなので、領域や業界問わずB2Bの企業に投資をさせていただいています。

現状では十数社を担当しており、マーケティングやセールステック、オペレーション、リーガルテック、ヘルスケア、VR等、様々な領域の課題を解決しようとしているスタートアップを支援させていただいています。

投資先との関係性に関しては、私が一方的に語ってしまうと、どんな時でもできる限りサポートがしやすい関係性・距離感ではありたいなというのは常に思っています。これは経営層だけに限らず、その会社のメンバーの方ともそうでありたいと思っています。

直近は、支援先のHRの方とESG Surveyに取り組ませていただいて「どんな方がこの会社の未来を信じて働いてくれているか」を知ることがとても嬉しいなと思っています。

また、支援先の特定の役職の方を集めてクローズドなCTO会やCFO会なども行っており、支援先同士が直接お互いに情報・意見交換ができるよう、多くの方と接点を作れるように心がけています。

魅力を感じる事業や起業家はどのような人ですか?

強いて言うのであれば「諦めが悪そうであること」と、「会社を人の集合体として捉えている」でしょうか。

自分も元々スタートアップにいたので思うのですが、本当に日々様々な問題が起きますし、会社もまだ安定していないという中で、どんな理由でもいいのですが諦めないということは一定重要かなと思ったりします。

また、スタートアップは大企業などと比べると圧倒的に組織体が小さいので、メンバー1名が会社に与える影響が大きいケースが多いです。なので、採用をする段階から人という単位で考え、向き合えるところが魅力を感じますね。

今後の展望とスタートアップ起業家へのメッセージをお願いします!

昨年の12月に新ファンドを設立しており、新規投資も積極的におこなっております。起業をされた方や、調達中のスタートアップの皆さんなど、ぜひお気軽にお声がけください。

今後も多くのスタートアップの皆さんとご一緒できることを楽しみにしております!

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