
2023-10-05
インタビュー
数多くの事業が花開き、世の中を一歩前進させる支援を
ジェネシア・ベンチャーズ 水谷航己さん
Startup Next編集部がお届けする、今をときめく!投資家インタビュー。志を持って活動される投資家のみなさんのバックグラウンドや考え方に、一歩踏み込んでご紹介しています。今回はジェネシア・ベンチャーズの水谷航己さんにお話を聞きました。
水谷航己
2013年4月、東京大学法学部卒業後、住友商事株式会社に入社し、再生可能エネルギーを含む電力事業や自動車向け鉄鋼製品の製造流通事業におけるM&Aを担当。また、M&Aの高度化を目的に意思決定プロセスの見直しを実施するなど投資の成功確率向上に向けた全社プログラム策定に従事。
2018年7月より株式会社ジェネシア・ベンチャーズに参画後、多様な産業領域においてDXを推進するシード期のスタートアップを中心に約20社の投資支援(ソーシング、投資実行、アップラウンド支援等)を推進。投資条件や投資実績がわかる!水谷航己さんの投資家プロフィールはこちら👇(顔写真をクリックするとプロフィールを閲覧できます。)
まずは、水谷さんについて教えてください!
独立系シードVCのジェネシア・ベンチャーズの水谷航己と申します。東京生まれ東京育ちです。ちなみに、好きなラーメンのタイプは家系で「硬め濃いめ」が好みです!(笑)
水谷さんが投資家になったきっかけは何ですか?
成熟産業とは異なる、成長産業でのチャレンジに興味があり、事業経営に参画しながら投資の軸が交わるVCの仕事に魅力を感じたことがきっかけです。
もともと新卒で入社した総合商社では、M&Aや投資の仕事をしていました。電力事業や自動車製造業など日本の基幹産業ともいえる事業領域の担当だったのですが、これが面白くて。海外展開などのダイナミックな側面がありつつも、インフラとしての機能役割を担う成熟産業の面白さを感じていました。
こうした経験から長期で事業経営に取り組むスタイルの投資の仕事が自分にはまっているな、と感じるようになっていったんです。
ただ、そういった成熟産業とは異なる成長産業でのチャレンジに興味が出てきて、VCというキャリアを知りました。VCのキャピタリストは「事業経営に参画しながらの投資」と「成長産業」という二軸が交わるので、「これだ!」と思い、VCとしてのキャリアを志すようになりました。
現在はどんなところに投資していて、投資先とはどんな関係ですか?
私が現在所属するジェネシア・ベンチャーズは、独立系のシードVCとして、日本と東南アジアのシード・スタートアップを対象に投資活動をしています。シードVCなので、売上やプロダクト、会社設立の有無を問わず、プレシード段階から投資の意思決定ができるように日々準備をしてます。
投資対象となる事業領域は幅広く、HorizontalとVerticalを問わずにto B事業、アプリやエンタメなどのto C、医療・ヘルスケア、フィンテック、研究開発型ディープテックなど投資支援活動に取り組んでいます。大きな事業創造にチャレンジする起業家のファーストラウンドにリード投資家としてご一緒することが多いですね。
格差を広げるテクノロジーではなくて、すべての人がその恩恵を享受できるテクノロジー。これらを生み出すスタートアップを支援することを通じて、豊かな社会の実現を目指していきたいと思っています。
ファンドとしては、月に1社から2社のペースで投資実行をしていて、投資先の起業家の皆様と日々試行錯誤しながら、シリーズAに向けての経営支援に取り組んでいます。
投資後のコミュニケーションのスタイルは様々で、週1回から月1回程度の頻度で定例MTGを実施する形であったり、テキストコミュニケーション主体で必要なポイントでMTGを設定したり、事業の属性やフェーズによって、起業家の方との対話を通じて選択したりしています。
魅力を感じる事業や起業家はどのような人ですか?
「欲求のタンク」の大きさですね。本当に大きな事業創造へのチャレンジでないと満足出来ないという「欲求タンク」が大きい経営者は、とても魅力的に感じます。
あとは、リーダーシップでしょうか。そのスタイルも様々ですが、投資先には「この人のチャレンジにご一緒したい」と思わせるリーダーシップを持たれている起業家の方が多いと感じています。
今後の展望とスタートアップ起業家へのメッセージをお願いします!
VC市場の動きとして、ファンドサイズが巨大化し、さらに新しいファンドも年々増えてきています。その他にも様々な機能増強が進んで、スタートアップ支援のためのエコシステムはますます整備されてきているように感じます。
一方で、大きなチャレンジに臨むスタートアップであるほど、万事順調に物事を進めるのは難しくなります。なので、きれいごとばかりではないシード期の事業立ち上げのリアルに伴走させていただくことは、大変でありつつ、エキサイティングに感じながら、粘り腰で取り組んでおります。
できるだけ数多くの事業に花開き、その起業家一人一人が世の中を一歩前進させていってほしいと願っています。特に、大きな事業創造にチャレンジしたいと考えている起業家の方は、ぜひ、お気軽にメッセージをいただけると嬉しいです!お会いできることを楽しみにしています!
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